シンプル構造が生み出すメリット
構造体としてのシンプルさを追求
工期短縮 & 施工コストを大幅削減
「クロスウェーブ」シリーズは、完全埋設式の雨水貯留なので建築物周辺や地域社会の景観を損なうことなく、雨水貯留浸透対策を実施できます。
縦1m×横1m×高さ0.22m(もくしは0.18m)のブロック材を90度ずつ交差することで生まれる「隙間(すきま)」が水の貯水空間になります。ブロックをシートで包み、流入管から雨水を取り込んで、十分な貯水量を確保できます。ブロック自体も軽量でコンパクトなので、現場人件費や資材搬入用トラックの台数、仮置きスペースなどを大幅に削減できます。
[動画:1m×1mの波板形状のブロックを90度ずつ交差させ積層するシンプル構造]
[クロスウェーブを設置した断層図]
[クロスウェーブ工法による雨水貯留槽の構造パターン]
クロスウェーブ工法による雨水貯留槽は、「貯留型」と「浸透型」の両方に対応可能。どちらかを選ぶことで、シートの構成も異なってくる
クロスウェーブのスピード施工
積み上げ作業は人力、だから早い!!
養生期間不要のスピード施工
クロスウェーブは、「掘削」から「埋め戻し」まで6ステップで完了します。コンクリート工法の雨水貯留槽と異なり、大規模かつ長期にわたる設置、養生等の工事が不要。基礎(砕石、捨てコン等)敷設後は、「人力による各種シート敷設」「クロスウェーブ組み立て作業」「埋め戻し」のみなので、重機や特殊車両などの作業を最小化でき、コスト削減に貢献できます。
また、コンクリート工法の雨水貯留槽と異なり、養生期間が不要ですので、圧倒的に施工作業が早いのが特長です。
[地下式コンクリート雨水貯留槽との工期と材料・施工コストの比較]
[コスト比較]
[施工日数比較]
地下式コンクリート雨水貯留槽(1,000m3)とクロスウェーブとの、材料・施工コストの比較(左)。右は工期比較。
クロスウェーブは、コストで約59%、工期で約1/2の圧縮効果を持つ
[クロスウェーブ工法の6ステップの施工手順]
[動画:クロスウェーブ工法の施工手順紹介]
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施工動画 タイムラプス
(コマ送り動画/日本語版) -
施工動画 タイムラプス
(コマ送り動画/英語版)
クロスウェーブの工法基本情報
クロスウェーブの工法基本情報(詳細)は、次のリンクよりPDFをダウンロードしてください。
- ・他工法との比較
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